築地市場のはずれ、魚がし横丁に“茂助だんご”という小さな和菓子屋さんがあり
ます。このお店の“茂助だんご”は、明治時代に酒好きの初代茂助さんが、辛党にも好まれるものを・・・と考え出した味を4代にわたって受け継いでいるそうです。
粒あん、こしあん、しょう油の3種類のみですが、中でもしょう油の焼きだんごは絶品
です。焼けたしょう油が香ばしく程よい歯応えもあって、まさに茂助じいさんが理想と
した“辛党好みのだんご”そのものです。どの種類も生地が滑らか過ぎず、程よいざらつきがあるので、もち米の風味が生きていてとても美味しいのです。
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松屋銀座店の食品売り場のはずれに“おむすび屋「銀座十石」”というおにぎりの
専門店があります。ここの正統派おにぎりはとても美味しいので、うちのカミサンが時々買ってくるのですが、先日、このお店のオーナーが新潟市内に糀を使った甘味処をオープンしました。仕事がら日本の食文化を支えてきた様々な食材を探求していく中で糀と出会い、その魅力を何としても現代に伝えたいという思いが甘味処“古町糀製造所”をオープンさせたようです。
先日、試しに古町糀製造所の“糀”(発酵飲料)を取り寄せてみたのですが、純正の甘酒がこんなに美味しいものだとは知りませんでした。甘酒というと、どうしても甘ったるい飲み物という先入観があったのですが、深みのあるフルーティーな香りとほんのりとした上品な甘みは、そんなイメージをすっかり変えてくれました。煎茶や炭酸水で割ったり、フルーツやヨーグルトなどにかけたりしても美味しいそうです。
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東横線学芸大学駅の近くに“みどりえ”というオーガニックレストランがあります。普段着のままでもふらりと入れそうな入口のドアを開けると、すぐに目に飛び込んでくるのが色とりどりのオーガニック・デリです。有機野菜や天然の魚介類などを使用した20種類近くもの創作料理が、ガラスのショーケースに所狭しと並べられています。
アラカルトメニューやコース料理などを注文してもいいのですが、ショーケースをのぞき込んで、こりゃウマそうだ!と思ったデリを何品かチョイスして、ビールやワインを軽くやりながら・・・というのもまたグッドです。デリは、その日仕入れた旬の素材によって毎日変わるそうですが、やはり素材の良さを引き出しながら丁寧に作られたお料理は大量生産のデリとは一味も二味も違うように思われました。
この日は2時間近くも店内でくつろいでいたのですが、仕事帰りのOLやサラリーマン、子供連れのお母さんなど地元の人たちがひっきりなしに訪れて、テイクアウト用のデリをチョイスしていました。
写真には撮りませんでしたが、この日いただいたアラカルトメニュー“温泉卵のナシゴレン”やサツマイモとナッツの入ったフローズンヨーグルトのデザートも美味でした。
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おからを使ったクッキーっていうと、昔から味は良くてもどことなくパサパサした感じのものが多かったように思います。でも、この“うの花クッキー”は口どけが良く、味も食感も洗練されているので、食べただけではおからを使っていることに気がつかないかもしれません。
バターも卵も使用せず植物性の原材料だけで作られているので、ベジタリアンやダイエット中の人にも喜ばれると思います。
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少し前のことですが、Yahoo!ニュースを見ていたら時事通信社配信のこんな記事が目に留まりました。
「有機」に健康効果なし = 一般食品と栄養変わらず − 英調査
農薬や化学肥料の使用を減らして作られた有機食品の栄養は、
一般的な食品とほぼ変わらず、取り立てて健康に好ましい効果を
もたらすわけではない。英食品基準庁が委託した調査報告が29日
公表され、消費者が抱く有機食品の効能とは反する意外な結果が
明らかになった。
委託を受けたロンドン大学衛生熱帯医学大学院が、過去50年間
に発表された文献を精査した。13の栄養素のうち、ビタミンCやカル
シウムなど主要10栄養素では栽培方法によって大きな違いは出な
いとの結果が得られたという。
食品基準庁は調査結果について、「有機食品を食べるなという意
味ではなく、食べたからといって健康面でより優れた効果が得られ
る証拠はないことを示している」と指摘している。(2009年7月30日)
う〜ん・・・。何度読んでも違和感があります。どこがそうなのかというと、有機食品は一般的な食品と比較して特に栄養があるわけではないという調査結果については別に異論はないのですが、だから健康面での効果も期待できないという論理の飛躍に違和感を覚えるのです。こうした論理の飛躍が意図されたものでないのであれば、その原因は恐らく極端な栄養信仰にあるのではないでしょうか?“栄養至上主義者”は食品を評価するにあたって栄養という一面からしか見ようとしない傾向にあるからです。
ところで、有機食品の愛用者は、一般的な食品よりも栄養価が高いという理由で有機食品を購入するのでしょうか?それもひとつの理由かもしれませんが、何よりもまず安全である、安心できるということの方が大きな理由だと思うのです。そして、それと同時に有機栽培は生態系との調和を目指す農業形態であるということも大きな理由のひとつになり得ると思います。また、これは有機食品すべてについて言えるわけではありませんが、有機野菜などは味が濃くて美味しいものが多いように思われます。
現代の農業は、農薬や化学肥料などを積極的に導入することによって単位面積あたりの収量を飛躍的に増大させてきました。しかし、長年にわたって大量の化学物質を使い続けたことにより土壌の善玉菌が減少し、それにともない悪玉菌が増加することにより作物が病気にかかりやすくなってしまいました。そのため、さらに多くの農薬を使うことで病気を防がなければならないといった悪循環に陥ってしまったのです。こうしたことへの反省や、大量の農薬が人体や自然環境に及ぼす影響への懸念などからしだいに有機農業が普及するようになったのだと思います。そのように考えるなら、有機食品は一般的な食品と比較して特に栄養価が高いわけではないという調査結果が出たからといって、健康面での効果も期待できないというのは、あまりにも短絡的過ぎるのではないでしょうか・・・。
※有機栽培とは、農薬や化学肥料を使用しないことを原則に、豊かな土壌の力を活用し自然環境や生態系と調和しつつ農産物を生産する栽培方法です。
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